月別アーカイブ: 2024年7月

7月31日時点でのブラジルの洪水状況

4月末からの大雨により、広範囲に甚大な被害の遭った、ブラジル南部の洪水。
当HPでも何度か触れてきましたが、あれから3か月、現在の様子はというと、、、

ポルトアレグレの街中はほぼ通常の生活に戻れているそうです。
ちょうど「あいたか日記」でメンバーの貴子が載せているので参考にしてみてください。

今回の初めてともいえるブラジル南部地域での大洪水でしたが、
悪いことばかりではなく、ブラジル人の優しさや思いやりの国民性が大いに発揮され、
人々の助け合いの精神(現地メンバーは「他助協力」(他人を助け合う精神)と表しています)に
感激する場面も多々あるそうです。

さらに驚いたのは、毎年11月に行われている「にほんまつり」を今年も開催する方向で
動き始めたとのこと!もちろん、例年のような大規模(総動員数平均3万人)な内容は
無理ですが、「復興の希望になるから」との理由で前向きに捉えているそうです。

日本なら「こんな時にまつりなんて、、、」「被害者に悪いから自粛しなければ、、、」と
なりがちなところが、国民性の違いですね。

どちらも善し悪しがあり比較するものでもありません。ただ今言えることは
「私も応援に行きたい!手伝いたい!!」。
二宮町の生徒さんから預かったお手紙も直接届けたいし、まつりや復興のお手伝いがしたい!
と切望しても、肝心の地元の空港が水没し、年内いっぱいはかさ上げの工事で閉鎖とのこと。
隣町の軍の設備を利用し一日30便ほどの民間機の運航はあるそうですが、
チケットを取るのも難しく今は断念せざるを得ません。

せめて遠く日本から地道に情報を伝えブラジルを正しく理解してもらう努力をしようと思います。。。

↓南伯援護協会前。この建物の一階が全滅。真ん中に見えるバスがリオグランデドスル州内の日系人1世の人達の健康管理のために行っている「巡回診療」用に、日本の企業から寄贈された大型バス。中に
診察用の器具も多く乗っていましたが残念ながら完全に水没してバスごと使用不可に。日常は戻ってきつつあるものの、まだまだ完全復旧には時間もお金も掛かります。

あいたか日記投稿

当HPには、「あいたか日記」というカテゴリーがあります。

これは、ブラジル・ポルトアレグレ市在住のメンバー姉妹が
日々のブラジルでのことを綴っているコーナーです。

私同様なかなかアップ出来ません(^^;)が、月に一度のペースで
投稿していますので、ぜひご一読ください。

文章はあえてポルトガル語で載せています。
Googleで「ポルトガル語を常に日本語翻訳する」という設定にすると
簡単に翻訳された内容を読むことが出来ます。精度も上々です。

この便利な世の中の恩恵を受けて楽に暮らすことは良いと思います。
ただ、先日の世界的大規模なシステム障害が今後も起こると考えると
まだまだ自力で対応・解決できる術は身に付けておくべきかと。

このグローバルな時代のいざという時のために、まずは語学、それもこれから
伸びしろのあるポルトガル語の勉強を、ぜひ我がNIELAの講習会で!(*^^*)

ぶどう棚、ほぼ完成!

ほぼ、、、(^-^;


棚は設置完了しました!あとは高さを揃えて塗装するのみです
(太いステンレスのパイプですが、素人でも切ることが出来ます。
塗装も茶系にして周囲に溶け込むよう工夫します)。

苗は春先に植えるのが良いそうなので、年内はこうした
細やかな作業を残すのみです。


7月27日ブラジル・ポルトガル語講習会

7月27日(土)にブラジル・ポルトガル語講習会を行いました。

今回は、初めて中学2年生の方が参加してくださいました。
おじ様おば様たちに囲まれながら(!)熱心にメモを取っていらっしゃいました。
きっかけはたまたま出会ったブラジル人の優しさからポルトガル語に興味を持たれたそうです。
ブラジルやブラジル人と関わりのある私たちには、とても嬉しい言葉です。

とかく日本ではネガティブな情報が先行するブラジルですが、実はとても国は豊かで
人々も大らかです。そんな真の姿を一人でも多くの人に伝えられたら、と思っています。

当講習会は二宮町町外の方でも年齢など制約はなく、どなたでも参加可能です。
GoogleClassroomを使用する場合もありますが、スマホをお持ちでなくても
モニターを見ながら出来ますので問題ありません。

講師は出雲市でブラジル人の子供たちにポルトガル語を教えているブラジル人。
日本語勉強中なので、時々言葉に詰まることもありますがそこはお互い様、
フォローしあいながら進めています!(^^)!

ちなみに、6月の講習会では普段は都内在住で週末に二宮町に訪れるという、
「ボサノバを歌いたいから」と参加された女性もいらっしゃいます。
毎回は難しいけれど可能な限り、と継続参加を希望してくださいました。

良くも悪くもスローペースの内容なので、いつでもお気軽にご参加ください。