ブラジルだより」カテゴリーアーカイブ

メンバーが直接訪伯した際の報告がメインです。

メルカード(市場)

ポルトアレグレの中心地には市場があります。

魚から野菜、乾物からオリーブオイルなどあらゆるものが売っています。
市場の建物内の周囲に飲食店が建ち並び、また二階にも和食もあり
市場といっても卸の人だけでなく一般の人で賑わっています。

その中で一際賑やかなのが鮮魚コーナーです。
6軒ほどの大きくはないコーナー内で各売り場からお客さんを呼び込む声が
元気に飛び交っています。

このコーナーには日系人の商売人がよく訪れるらいく、私にも日本語で
「おいしいよ!」「いらっしゃい!」と声を掛けてきました。
時は午後、驚いた私が「Bon dia!」(おはよう!)と言うと
「こんにちは!」と正しい挨拶を返してくれました(笑)

余談ですが、こちらのトイレ(banheiro)は入口に女性が立ち、
手に5回ほどトイレットペーパーを巻き付けて一人一人に手渡していました。
受け取った紙しか使えないのは辛いところです(^^;)

このトイレ事情やインフラについてはまた他の機会で触れますね。
これはブラジルに限った話ではなく、世界に目を向けると
日本の生活環境がいかに恵まれているかがよーく分かります。
国内ではなにかと日本叩き(自己批判、自国肯定感の低下)が目に付きますが、
もっと日本・日本人は自信を持っていいんだ!と思わされます。

日本と比べると不便だったり面倒だったり不思議なことも多々あるブラジルですが、
それでもやっぱりブラジルはいいです♫♫♫

日本食料理店①

ポルトアレグレには日系人は多くはいません。
それでも日本食料理店は増えてきていて、高級寿司店や食堂的なお店、
完全和食のお店などどこも日本で食べるのと同じくらい味に工夫があり
美味しいです。

今回は先日お昼に行った「壇上(だんじょう)」をちょっとご紹介。

こちらのお店の1番のオススメメニューは「ラーメン」です!
とうことで、今回はチャーシュー麺を頼んでみました。

名前のチャーシューは少しパサついていて味も染み込みがイマイチでしたが、
スープが美味しくて、すべて飲みきってしまいました(^^;)

他にも寿司、味噌汁、焼きそばなど懐かしい(←まだ一月なのに(^^;))
日本食が並んでいます。

お値段は48レアル、1レアル約30円計算で約1,500円なので決して安くはありません
(むしろブラジルの一般的なビュッフェ形式より高い)が、お客さんが絶えません。
みなさん器用に箸を使ってふつーに食されています。
郷土料理(日本食)が受け入れられているのはとても嬉しいですね。

こんな日が来るとは!

思わなかった!

という出来事が。

現在毎月開催しています講習会「遠くて近いブラジルを知ろう」の中の
ポルトガル語講習会は、元は私が個人的に勉強を教えてもらっていた
日系ブラジル人二世のナターリア・マユミさんとの出会いがきっっけでした。

このマユミさんとは「菜の花ウォッチング」に出店していた私たちNIELAのブースに
ブラジルからいらしていた両親とたまたま立ち寄られた時に思い切って声を掛けて
ポルトガル語を教えてもらうようになりました。

途中パンデミックで勉強会は休止になりましたが交流は続き、
さらに昨年末マユミさんがブラジルに帰国されてもメールやオンラインで
交流を続けていました。

そのマユミさんと、なんとこのブラジルの地で先日再会を果たせたんです!

↑ポルトアレグレ市の中心地にて。今年は市制239年、その市制成立に貢献した人物の記念碑の前で
(すみません、編集が出来次第載せます(^^;))


マユミさんはパラナ州内のサンパウロまで飛行機で1時間ほどの所、
かたや私は今リオグランデ・ド・スル州のアルゼンチンに近い所、
隣の州同士とはいえ片道1500キロほどの距離があり、日本のような新幹線も高速バスもない
ここブラジルではそうそう簡単に会うことは難しいのですが、
マユミさんが6時間掛けて会いに来てくれました♫

約30年の間に7回の渡伯のべ9ヶ月ほどの滞在の間に個人的な知り合いと、
それも自分で作った友達とブラジルで会うなんてこと、まったく想像もしていない出来事です。
人生、ほんとなにがあるか分かりません。私のささやかな人生でもいろんな事を経験しましたが、
良い人との出会いはなにより貴重であると学びました。
このマユミさんとの出会いもまさにその中のひとつ。まさか二宮町の片隅でポツンと暮らしている
自分が、日本の反対側のブラジルで日本で知り合った友達と会うことになるなんて!

来年1月からこのマユミさんによるポルトガル語の講習会が新しく始まります。
毎月第2土曜日の9:00-11:00の予定です(近々「広報にのみや」に掲載予定)。
現在の講師による内容はポルトガル語では非常に重要な発音を中心にした基礎編を、
マユミさんには会話を中心とした内容でお届けします。

日本語検定2級を取った上にブラジルからのリモートなので、リアルなブラジルの情報も
教えてもらいながら進めようと考えています。

お陰様で受講生の方も増え、マユミさんの協力も得て、来年からまた新たに開催しますので、
よろしくお願いいたします。。。

ブラジルの日本まつり②

日本まつりには多くの出店がありますが、今年の密かな目玉は
ブラジルで超人気インフルエンサーの「OlaGUTI」の
グチさんエリさんご夫婦のコーナーでした。

私の姪っ子の一人とパチリ。グチさんは習字で希望の文字を書いてくれます
(一枚5レアル=約1,500円)。
独特な存在感のある文字に多くのお客さんが和やかに順番を待っていました。

グチさんエリさんはYouTubeのとおり爽やかで、人気なのも納得!
カルチャーエリアの隅の最小のコーナーにも拘わらず、
終日列が絶えず休憩出来ているのか心配になるほどでした。

見かねて水とジュースと日本から持ってきたたべっこどうぶつ一袋を
エリさんに渡したら「大好きです!」と流ちょうな日本語で喜んでくれました(^^)/

エリさんはアメリカで写真の勉強をされたそうで、優しい目線で撮った素敵な作品も
展示・販売されていました。思わず私も購入(^o^)←のちほど載せます。。。

実はこのグッチさんとは不思議なご縁がありまして・・・

と、長くなりましたのでその話はまた別の機会に(^_-)

ブラジルの日本まつり

去る11月17~19日にブラジルはリオグランデ・ド・スル州で
第10回日本まつりが行われました。

当州の日本まつりは元々は日系人のコミュニティーによる
敬老会が起源でした。

そこから発展してコロナ禍ではインターネットでの開催となりましたが
10回目となる今年は昨年までの警察学校から場所を変えて
「Parque de exposição Assis Brasil de Esteio」という展示貿易センターで
盛大に行われました。

あいにく初日の金曜日は朝から雨に見舞われ夜間には珍しく激し雷雨が降り続きましたが、
土曜日の午後からは晴れ間が差し日曜日には気持ちのいい青空が広がる好天に恵まれ、
来場者も延べ10万人近くもあったとのこと。

会場内は日本文化(カルチャー)、アニメ、舞台&櫓と三箇所に分かれ
それぞれでテーマに合わせた展示や体験など様々な工夫を凝らした催し物で
大盛況でした!

*展示の一部、盆栽のコーナーの様子です。

ポルトガル語人口は意外に多い?!

お陰様で毎月の講習会が好評につき(すみません、自画自賛…)
当協会の理事長が調べてみたのが『ポルトガル語圏』。


ポルトガル語圏

(いろいろ見にくくてすみません)

『世界人口白書2023』によると世界の人口は80億4500万人、
その中で2億8000万人は多いか少ないか…私個人的には多いと感じました。
勝手にマイナーな言語と思っていたので(^^ゞ

ちなみに言語人口の割合では概ね世界で第6〜7番目くらいだそうです
(調査方法によって異なるのでここでのデータは概算です。ご了承ください)

そのうち日本とブラジルのいろんな比較を載せられたら、と思います
(あくまで「そのうち」です、あしからず…(^^ゞ)

【ブラジルだより】frango assard

今日のお昼はいわゆる「鶏の丸焼き」。

近くの個人商店と併設された日本で言うところの焼き鳥屋さんで
頼んでおいた鶏の丸焼きを家で食べました。

こちらで炭火焼!

昔から変わらないシンプルな味付け、でも美味しい〜(*^^*)

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2022.7.30

【ブラジルだより】 日本文化教室 ーおりがみ編ー

ブラジル・ポルトアレグレ市には日伯援護協会という団体がありまして。

そこでは毎月1回、日系の婦人会や協会の事務所近隣住民を対象に
日本文化を伝える活動(講習会)を行っています。

今日(7月29日)は折り紙で箸袋と箸置きを作りました。
参加者は毎回参加してくださる近隣のブラジル人の御婦人3名。

今日(7月29日)は折り紙で箸袋と箸置きを作りました。

参加者は近隣のブラジル人の御婦人3名。

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余談ですが、ブラジルの人はあまり指先が器用ではないそうです。
日本は幼少期から家庭や学校などで折り紙や楽器演奏などで指先を
使うことに恵まれています。もちろん個人差はありますが、
このような環境の違いが国民性の違いにも現れるのかな?

2022.7.29

【ブラジルだより】ブラジル版おしゃれな成◯石◯?!

土曜オーガニック市のついでに、近くに出来た
おしゃれなスーパーに行ってきました。

ポルトアレグレ市(「陽気な港」という意味)は日本の京都市と同じくらいの
約149万人が住んでいます。

ブラジルでも南の方で気候も穏やかで治安も良いため転入者が増加傾向にあり、
街も活気があります。

コロナ禍で閉まったお店もありますが、飲食店はデリバリーを活用して
がんばって生き残ってくれていました。

そして新しくオープンしているお店もたくさん。その中で気に入ったお店がこちら。


おしゃれな成◯石◯?!①

物価は、決して安くないむしろブラジルにしては高いです(泣)
今日のレートで約25円/RSだから、例えば手前の紅茶3缶セットは約1000円。

日本ならまあまあ妥当な金額ですが、数年前の良い品も円に換算すれば安く買えて
買い物が楽しみだった頃からすると今回は躊躇してしまいます・・・(TT)

2022.7.30