ブラジルだより」カテゴリーアーカイブ

メンバーが直接訪伯した際の報告がメインです。

2025年 ブラジル滞在記:ベラノポリス市編

今回の内容はいつものkuruminではなく、当会の理事長による報告記です。
いつもとは違う文面をお楽しみ?ください(^^)
※記事作成は2月下旬です。投稿作業が遅れてしまい申し訳ありません。

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2025年ブラジル訪問記~ヴェラノポリス市長・学校訪問

90歳を迎え山岸理事長夫妻とで森口(理事)宅にて 10/16(成田発✈ドバイ経由)
から12/16までブラジル生活をエンジョイし活動をして来ました。

緑に覆われた大自然の恵み豊なこの地ブラジルはのどかで平和な民主主義国家で
我が国とも価値観を共有する親日ムードの社会です。 
既報のとおり11/14から3日間行われた「日本祭り」は林駐ブラジル大使、
RS州と姉妹都市の三日月滋賀県知事も参加され大成功でした。
その折同知事が当会のヴェ市との交流を称賛され滋賀県でもとの申し出がありましたが、
お断りしたとのことです。

【熱気溢れるイヴェント会場】

 今回渡伯の目的の一つがヴェラノポリス市との文通交流の進展をはかりこれを起点に
2008年から始まった二宮町と同市との交流を更に進めるための二宮町長とベラノポリス市新市長へ
エールの交換でした。同市長から“両町市が心と心で交流を深めたい。何時でも二宮へいきますよ! ”
との言葉とともに村田二宮町長宛返信を記されたメッセージを理事長がお預かりいたしました。

【市役所にて市長(左から3人目)に手紙を手交】 

その後学校への二宮町小中学児童からの手紙のお届け訪問です。68通の手書き手紙を学校長他に
お渡しし生徒との楽しい対話では「日本に行きたい!」と素直な声が上がりました。

これから世界へ羽ばたく子供たちの明るく健気な姿を目の前のしてこの文化交流がその一助に
との思いを募らせました。今後(一社)NIELAとして交換留学生の受け入れなど協力し可能な限り
交流の場を広める努力をしたいものです。

帰国直前に二宮の生徒からの手紙の返信68通と2往復目の返信14通合わせて82通が届き
翻訳作業(Excelへのポ語入力→スキャン→日本語へ翻訳→印刷→同本文へ貼付)に取り掛かりました。諸作業完了後2月18日二宮町長を訪問し文通交流の状況を説明、合わせてヴェラノポリス市長からの
メッセージと同市長の交流への強い期待の言葉を伝え、町として留学生制度など文化交流の更なる
進展を期し提言をいたして参りました。

【左から安部、村田町長、理事長、渡辺副町長】

2025年ブラジル訪問記~にほんまつり編➀~

11月14日(金)から11月16日(日)に、ブラジル・リオグランデドスル州エステイオで
「第12回にほんまつり」が開催されました。

主催はにほんまつり実行委員会(※)、目的は言うまでもなく目的は日本文化の紹介で、
日伯援護協会が行う着付けや折り紙などの体験教室は多くの希望者があり
あらためて日本文化への関心の高さを肌で感じました。

会場は3つのフロアー(文化フロアー、アニメフロアー、フード・ステージフロアー)
に分かれていて、それぞれ多くの人で賑わいました。
下の動画は、アニメフロアーの一部です。日本のアニメのコスプレをした人も多く、
暑い中、その熱意にただただ感心するばかりです(^^;)

(※)日伯援護協会・日本文化センターなどのメンバー(主に日系人)の他
ブラジル人など有志による

華氏℉・摂氏℃

日本で気温の表示は「℃摂氏」ですが
ブラジルは馴染みのない「℉華氏」です。

違いについてはこちらでは触れませんが、華氏を摂氏に
置き換えるのは結構面倒で、だいたい毎日適当に捉えています(^^;)

例えば今朝の気温

正しい摂氏の求め方によると「22.7℃」。

寒いです、、、本来ならこの時期はもう暑くなって良い頃なのに
いまだに夜は毛布を使い、昼間は長袖の重ね着で過ごしています。

ブラジルの青く高い空のもと湿度の低いからっとした暑さを期待している身には
なかなか残念な日々が続いていますが、明日からは気温も上がり、
来週の週末のにほんまつりはお天気にも恵まれそうなので楽しみです♪

領事館主催イベント「日本週間」④

閉会前に和太鼓の演奏グループ「南太陽太鼓」による力強い演奏と
参加自由の盆踊りが披露されました。

実はこの日本の盆踊りはブラジルで大変人気があり、
サンパウロでは毎月盆踊り大会が行われ、日常に溶け込んでいるそうです。
最近では、ブラジルのサンバと融合し日本の歌謡曲に合わせて踊る
「マツリダンス」という名称で親しまれています。

このマツリダンスについても、どこかで詳しくご紹介出来ればと思います。

領事館主催イベント「日本週間」③

着付けと同じフロア―に展示されていた、和紙で作った日本人形です。

これはいずれも、ブラジル在住のブラジル人が作ったものです。

この作者は大の日本好きで、それも単なる「好き」を通り越して日本の歴史にも造詣が深く、
日本の様々な知識を持ちこのように自分でも製作したりと、ブラジルでも有名な方だそうです。

この方についてはいずれどこかで詳しく触れたいと思います。

領事館主催イベント「日本週間」②

着付けのあとは実際に浴衣の試着タイムでした。

大人から子どもまでみなさん喜んでいらっしゃって、
そんな様子を見ている私たちも喜びを分けてもらいました。
日本の文化や物に触れて喜んでもらえるのは、ほんと嬉しいものです(^^)

領事館主催イベント「日本週間」➀

11月1日(土)は、市内の連邦大学(日本の国立大学)の敷地を借りて
日本領事館主催の「日本週間」の一環で日本文化紹介イベントがありました。

日本語のスピーチ大会や着物の着付けの実践や、フロアには日系人の方を中心とした
手作りのお饅頭やかりんとうなどが売られていました(これがまた美味しいんです(^^))。

着付けの様子です。日系人の着付けの先生と通訳の方、そしてモデルは
ブラジル人。着付けの前には髪を結って本格的な着付けの披露でした。

着物は日系人の方から日伯援護協会への寄贈がほとんどで、
見事な打掛や振袖、紋付きなど一式揃っています。
今回も素敵な振袖に合う紐や帯などを使い、今風の素敵な着付けを披露し
訪れた多くの方に喜んでいただきました。

ブラジルにおける日本車の人気

★ ブラジルと一口で言っても日本の約23倍の国土を持つので、★
★ このブログで触れるブラジルとはアルゼンチンにほど近い ★
★ 南部のポルトアレグレ市(人口約148万人)を指します。ご了承ください。★

私の滞在しているアパート(日本で言うところのマンション)には
24世帯約36台ほどの駐車スペースがありますが、
そのほとんどを占めているのがTOYOTA、HONDA、あとMITUBISHIです。

上の車はトヨタのカローラ(懐かしい!)とヤリスですが、
特にヤリスはブラジルでも大人気だそうで、このアパートの駐車場でも
見る限り8台ありました。

さらにはこちら。

KAWASAKIです。300 とあります。かっこいーですねー(#^^#)

20年位前、ガソリンスタンドにバイクの集団がいてハーレーに交じって
KAWASAKIのNINJAやHONDAのKATANAの方が多くて驚いた記憶が。。。

バイクと同じ色のつなぎを着ていて、一緒に写真を撮らせてくれたのが
とても良い思い出です(古すぎて当時の写真が残っていないのが残念(>_<))。

不思議と同じ車種でも海外の日本車のデザインの方がかっこ良かったりするんですよね
(ヤリスは変わりませんが笑)。
HONDAなんて日本にはない車種がショッピングモールに展示してあり
羨ましかったです。

いずれにしても日本の物が人気があるというのは嬉しいものです。
がんばれNIPPON!

2025年ブラジル訪問記➀

2年ぶりにブラジルのポルトアレグレ市に来ています。

ポルトアレグレ市は昨年、未曽有の大雨の影響でグワイバ川が氾濫し
町の中心部やサルガド・フィーリョ空港(POA)が水害に遭いました。

酷いところでは2m近く水があがり、屋根に上って
救助を待つ人をボートで助け出す光景があちこちで見られたそうです。

近年は日本でもあちこちで同じような被害が多くなりました。
世界中で環境の変化の影響を受けていますね。

身近なところでポルトアレグレ市の日伯援護協会(援協)の建物です。


↑一階天井付近の黒く太い線が水が上がった位置です。

一階は全て水に浸かり、日本からの移民の歴史に関する貴重な資料が全滅。
片付けがひと段落した今は、物置として使用しています(それしか道がない、、、)。
ただ、幸いなことに亡くなった方はなく、また国内外の日本企業や個人から
物資等々による多くの支援をいただき大変助かったとのことです。

※この水害を機に街中の便利な場所に移転するべく、新たに場所を購入しました。
 それについてはまたの機会にご紹介します。

それでも、この一年半でPOAは今まで以上にきれいに修復され
街中も何事もなかったかのような復興を遂げています。

正直、たった一年ほどで元の生活に戻れるほどの力がブラジル(の一部ですが)に
あるとは思っていませんでした。もっと言えば舐めていました。
すみません!ほんとごめんなさい!!

生まれ変わったPOAの様子は到着したのが真夜中の最終便かつ疲れもあり
とても写真に撮れる状態ではなかったので、帰国する際にしっかり撮って
こちらでご紹介しようと思います。
きっと日本の多くの方が持っているブラジルのイメージが変わると思います(#^^#)

7月31日時点でのブラジルの洪水状況

4月末からの大雨により、広範囲に甚大な被害の遭った、ブラジル南部の洪水。
当HPでも何度か触れてきましたが、あれから3か月、現在の様子はというと、、、

ポルトアレグレの街中はほぼ通常の生活に戻れているそうです。
ちょうど「あいたか日記」でメンバーの貴子が載せているので参考にしてみてください。

今回の初めてともいえるブラジル南部地域での大洪水でしたが、
悪いことばかりではなく、ブラジル人の優しさや思いやりの国民性が大いに発揮され、
人々の助け合いの精神(現地メンバーは「他助協力」(他人を助け合う精神)と表しています)に
感激する場面も多々あるそうです。

さらに驚いたのは、毎年11月に行われている「にほんまつり」を今年も開催する方向で
動き始めたとのこと!もちろん、例年のような大規模(総動員数平均3万人)な内容は
無理ですが、「復興の希望になるから」との理由で前向きに捉えているそうです。

日本なら「こんな時にまつりなんて、、、」「被害者に悪いから自粛しなければ、、、」と
なりがちなところが、国民性の違いですね。

どちらも善し悪しがあり比較するものでもありません。ただ今言えることは
「私も応援に行きたい!手伝いたい!!」。
二宮町の生徒さんから預かったお手紙も直接届けたいし、まつりや復興のお手伝いがしたい!
と切望しても、肝心の地元の空港が水没し、年内いっぱいはかさ上げの工事で閉鎖とのこと。
隣町の軍の設備を利用し一日30便ほどの民間機の運航はあるそうですが、
チケットを取るのも難しく今は断念せざるを得ません。

せめて遠く日本から地道に情報を伝えブラジルを正しく理解してもらう努力をしようと思います。。。

↓南伯援護協会前。この建物の一階が全滅。真ん中に見えるバスがリオグランデドスル州内の日系人1世の人達の健康管理のために行っている「巡回診療」用に、日本の企業から寄贈された大型バス。中に
診察用の器具も多く乗っていましたが残念ながら完全に水没してバスごと使用不可に。日常は戻ってきつつあるものの、まだまだ完全復旧には時間もお金も掛かります。