お知らせ」カテゴリーアーカイブ

出雲市でのイベントについて

(一社)NIELAでは、毎月ポルトガル語講習会を開催しています。
その講師は、現在出雲市在住のブラジル人、ナチヴァ・アサト・香里奈さんです。

その香里奈さんがスタッフとして参加するイベントが今週末出雲市で行われます。

内容を要約すると、「日本文化について日本人以外の方たちによる講義」だそうです。

「多文化主義と伝統言語」、「コミュニケーションの一形態としての文化」がトピックと
なっています(当日はGoogleMeetでも参加は可能だそうです(ただし、すべて英語です))。

また、香里奈さん自身が担当するイベント「キッズルーム」もあります。

日頃お世話になっている講師の香里奈さんが、いろんな形で日本文化の振興に協力してくださっている
のはとても嬉しいです!(^^)! 興味のあるかたはぜひ!

https://docs.google.com/forms/u/0/d/e/1FAIpQLSeMn1zTO2rNoJkGkGdJCMJPmXYQxXLkl5FXdlxByBi9sLVdXg/viewform?usp=send_form&pli=1

ベラノポリス市の情報・文通について

4月末より豪雨に見舞われいまだ復興の見通しも立たないブラジル南部ですが、
我々二宮町の小中学生が約10年文通を通して交流を行いるリオグランデ・ド・スル州の
ベラノポリス市も被害を受けています。

現在市のHPにアクセスできず、二宮町とベラノポリス市を仲介している
現地ブラジルの当法人のメンバーが医療チームの一員として被災者救援を優先としており
なかなか状況がつかめないため、代わりにインスタグラムを載せます。

https://www.instagram.com/veranopolis.rs

山間部の町で道路や橋が破壊し交通が分断されている個所も多そうですが、
幸い人的被害はない模様です。

そんな中今年も生徒さん同士の文通を行います。
状況が状況だけにお返事もいついただけるか分かりません。
現物はいつものように国際郵便で送る予定ですが、いつ届くか、
また届いてもお返事がいついただけるか分かりませんが、
それでも気持ちを伝えること、こういう時だからこそ支えあうことが
大事だと思います。

ぜひ保護者の方・先生方のご理解をいただいて一人でも多くの生徒さんに
お手紙を書いてベラノポリス市の生徒さんたちを励まし支えてあげていただきたいです。

ブラジル南部の豪雨被害(続報④)NHKのニュースで報道されました

先日の放送予定が延期され、昨日夕方6時のニュースで放映されました。

現在は「NHK NEWSWEB」にてご覧になれます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240531/k10014466641000.html

クラウドファンディングも立ち上がりました。

https://for-good.net/project/1000870

※こちらの森口秀幸医師は、我々二宮町と、WHOが認めた長寿世界第三位の町である
 ブラジル・ベラノポリス市との交流のきっかけを作ってくれた人物です。
 現在彼は医療チームを率いて被災者の対応を行っています。現地では今感染症が広がり
 医療チームが被災者の心身の支えとなっています。

一日も早い心身共に穏やかな日常が戻ることを願ってやみません。

(続報)ブラジル南部の豪雨被害(続報③)本日NHKのニュースで報道されます

今朝NHKで流れるとご案内しましたが、残念ながら放送されませんでした。
その原因は北朝鮮のミサイル発射、、、

現地メンバーによると、「本来は午前9時のニュースで取り上げられるはずだったのに、
北朝鮮がミサイル飛ばしたからそっちのニュースになった」とのこと。
こんなところにも北朝鮮の悪影響が(>_<)

ちなみに、ネットで見られる「NHK NEWSWEB」では出ていたのでこちらをご覧ください。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240530/k10014465431000.html?fbclid=IwAR1tUJzvKzkt4lRliERYICQfEmJv0nDHd3GWuIVJedqFqU1oYo_SpK1LOw8

ブラジル:ヴェラノポリス市

約10年、ブラジルはヴェラノポリス市の小中学生の生徒さんたちと
二宮町の小中学生の生徒さんたちと手書きの文通で交流をしています。

コロナ禍で中断した時期もありましたが、昨年から気持ちも新たに
再開しました。

今年は年に2回の交流を計画していましたが、先月からのブラジル南部の
集中豪雨により、ヴェラノポリス市周辺も被害を受け、見通しが立たない状態です。

ただ、こういう状況だからこそ、お見舞いのお手紙を送って励ましてあげられたらと
今年も町内の各小中学校にお願いをします。

生徒さんたちも、今回の文通を機に世界で起こっている「異常気象」「温暖化」と
言われる現象をより身近に感じてもらい、今後の学習に役立てていただけたらと願います。

ヴェラノポリス市については以下のインスタグラムから参照いただけます。
https://www.instagram.com/veranopolis.rs/

https://www.instagram.com/p/C7j8mFmgmOm/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

ブラジル南部の豪雨被害(続報③)本日NHKのニュースで報道されます

先日よりお伝えしています、ブラジルはリオグランデ・ド・スル州の
集中豪雨の被害の様子ですが、南日伯援護協会が日本時間の昨夜、
サンパウロのNHKから取材を受け援協の近辺や空軍基地の仮空港の様子を
案内したそうです。

日本では「おはよう日本」には間に合わなかったそうですが、午前中の
どこかのニュースで流れるとのこと。

先週はテレビ朝日から我々のメンバーが取材を受け、その様子が報道ステーションで
放送されました。

ブラジルは距離が遠くなかなか身近に感じにくい国で、最近は世界各地で
異常気象が起こり水害や熱波が起こり関心も持ちにくいですが、
普段からコーヒーや鶏肉の輸入、最近では鳥インフルエンザの影響で
日本国内で卵が不足した際ブラジルから急遽卵を輸入し外食産業を支えるなど、
日本とは切っても切れない縁になっています。

古くは約120年前の日本人移民、バブル期のブラジル人受け入れなどお互いに
支えあってきた国同士、今後も良好な関係を続けていきたいと我々は願っています。

ブラジル南部の豪雨被害(続報②)

先月末から降り続いた豪雨によるブラジル、リオグランデ・ド・スル州の
被害状況の続報です。

先週の読売新聞より。

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この時から10日以上経過していますが、いまだ復興の見通しが立っていません。

こちらは昨夜届いた現地の様子です。場所は、南日伯援護協会の周辺です。
映像の最後に出てくる建物(ガレージ内に日本政府と企業からいただいた巡回診療用バスあり)が
協会の事務所兼会議室兼倉庫に活用されている所です。

また情報が入り次第お伝えします。

※南日伯援護協会:https://issuu.com/bunkyo/stacks/bfadc80ca14d485abde62e8b051340b7?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTAAAR0Hkj1dsNhnMWYAx83pJP2HRtKDVzYgSLHkmXIHc4UL2hYXCla0ZCXkY1A_aem_Aff7oP2zKsknXoMUONujn9jcJV5obUwht-G4YX23oWrR6_oc9S4k-JHkD4ygn8f2G0LI4M4Oyt-PHaEypMI5XOjb

ブラジル南部の豪雨被害(続報)

4月末よりブラジル南部に降り続く豪雨の影響についての続報です。

この記事内の「森口」とは当メンバーの一人でブラジル支店長のことです。
彼女南伯援護協会(略:援協)の主要理事でもあり、事務局と巡回診療のメインスタッフを
勤めいています。

現在、医師である夫森口秀幸、長女・次女と共に医療スタッフのメンバーとして
各地の日系人の安否確認や支援に取り組んでいます。

日本でも被災地では盗難・性的暴行などが頻発する昨今、ブラジルでの治安が心配ですが、
そんな中でも未経験の災害にも関わらず市民の協力支援体制は迅速で、
記事内でもあるように被害当初から他助精神がとてもよく機能している、とのこと。
支援物資も「供給がものすごくて、一般市民の貢献力には頭が下がります」(森口)。

常日頃、なぜかブラジルの情報はネガティブな内容が多く、おそらく今回の災害でも
国民性を否定するようなマイナス面が大きく取り上げられてしまうことでしょう。
しかし、現地の様子は必ずしも暗い話ばかりではありません。根は陽気で他人思いで
親しみやすいブラジル人。普段から困った人には気軽に声を掛けてくれる優しい人達。
そんな彼らが協力して1日も早い復興を遂げることを願わずにはいられません。

なお、本日(ブラジル時間5月10日午前)にテレビ朝日より取材を受け、その内容が
日本時間5月10日22:00からの「報道ステーション」で放映される予定です。

ブラジル南部の豪雨被害

5月1日頃より、ブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州で
日本で言う「線状降水帯」が発生した模様で、
過去にない災害に見舞われています。

最近の日本でも季節・地域問わず起こる被害ですが、ブラジル、中でも気候が温暖な南部で
このような洪水・冠水は今まで起こったことがありません。

今回被害に遭っているリオグランデ・ド・スル州には二宮町でいのみや学園の生徒さんが
文通で交流をしているベラノポリス市があります。
ベラノポリス市は山あいにあるため、周辺含めて大きな被害に遭われているそうです。

リオグランデ・ド・スル州内のポルトアレグレ市には我々のメンバー数名が在住しています。
幸い直接的な被害はないものの近郊ではダムが決壊したり浄水場のポンプが水に浸ったため
断水の恐れがあるとのこと。

今は普段のボーイスカウトの活動を支援物資などの寄付の受付に変更したり、
各地の移住地の日系人の安否確認を行ったり、日本からのボランティアの人たちに
状況を教えたり買出しに走ったりと、今までにない状況の対応に追われている模様。
雨はようやく小雨になったそうですが、一日も早く日常生活が戻るよう出来る協力を
していきます。