あの扉の奥は・・・?

我々(一社)NIELAの活動拠点は、二宮町中里にある私有地の一角をお借りした所にあります。

事務室兼レンタルオフィスとして使用している建物以外は

ベンチ・テーブル・看板・案内板すべてメンバーによる手作りです。

プロはいません。みな素人のDIYレベルですので、よーく見るとそこかしこにその痕跡が(^_^;)

でもそこがよい味を出していると自画自賛♪

実はこれから紹介する「ワインカーヴ(ワイン保管庫)」も

扉だけでなく中の水の掻き出しから通路のコンクリ敷までぜーんぶメンバーでやりました!

そこにどんなドラマが隠れていたのかはまた追々・・・(←引っ張るねー)

この二日間の作業は実はこのワインカーヴに関するもので、

ワインカーヴ内にはこれも手作りの棚を設置して展示を兼ねて保管していますが、

最後の仕上げの作業でした。

今回はそのワインカーヴのまずは入り口をご案内。

この少しだけ開けた扉の奥には、ブラジルはヴェラノポリス市から輸入したワインが眠っています。

普段は扉を締めておりますが、直接中をご覧になりたい方は事前に当事務局までご連絡いただければご案内いたします。

このワインカーヴを含めた周囲一体は「二宮層(貝殻層)」と命名された昔ここが海底だったことを示す地層となっています。

この左側の看板にはその旨が説明されています。

(詳細は二宮町のホームページ「バーチャル郷土館」の研究資料をご覧ください)

ワインカーヴの中の壁には古代の貝殻がそのままむき出しになって直接目にすることが出来ます。

貝殻層というのは、貝塚と違って生きた貝がそのままそこに居たものです。

大昔、ここヴェルジ苑一体は海の底で目の前にある貝は生きて漂って居たことを想像すると、ちょっと不思議な気持ちになります。

二宮町にはそんな人知れずひっそりと佇む名所もあるんですよ〜(^^)