約5000人の日系人が住むリオ・グランデ・ド・スル(南大河)州で18、19日の両日、同地で初めてとなる「日本祭り」がポルト・アレグレ市内の州警察学校敷地内で行われ、 州内外から日本文化に興味を持つ約1万3000人(地元警察発表)が集った。
同祭は同地の日系組織であるポルト・アレグレ文化協会(ACJ、菅野和久会長)と南日伯援護協会(森口幸雄会長)が共催したもので、 同援協の「第53回家族慰安敬老会および演芸会」も併せて行われた。
会場では折り紙や生け花、茶道、各種武道、書道などの日本文化が紹介された。 コスプレ姿で日本祭りを訪れた伯人男性は「テレビでは見たことはあるけれど、茶道を初めて見た。所作に対するこだわりを感じた」と興奮していた。
南伯の日系社会が大きな節目を迎えたことはポルト・アレグレ市でも認知され、現在、公式に「日本移民の日(8月20日)」が制定されつつあり、まもなく市議会本会議で議決される予定だ。
『ポルト・アレグレ 第1回日本祭り 12/08/22 新聞WEB版より』
山岸理事長談:
私達と孫娘一家総動員で参画し大盛況裏に終わりホット一息です。
年々日本に対する関心の高まりを感じますが、来場の皆さんは、食文化、太鼓や踊り、歌(私もカラオケ「霧の摩周湖」)などの 芸能文化、書道や折り紙や水墨画(家内数点出展)等の和の文化を楽しまれており、 特にお茶席(娘・孫お手前お運びなど)は満員、ポ語での説明に耳を傾け見入っており一服10R$(約400円)で 多くのブラジル人が茶道に試み盛況でした。
又多くの若者が様々なコスプレ姿で来場していたことに日本アニメ文化の持つ影響力の凄さを感じました。