2025年ブラジル訪問記➀

2年ぶりにブラジルのポルトアレグレ市に来ています。

ポルトアレグレ市は昨年、未曽有の大雨の影響でグワイバ川が氾濫し
町の中心部やサルガド・フィーリョ空港(POA)が水害に遭いました。

酷いところでは2m近く水があがり、屋根に上って
救助を待つ人をボートで助け出す光景があちこちで見られたそうです。

近年は日本でもあちこちで同じような被害が多くなりました。
世界中で環境の変化の影響を受けていますね。

身近なところでポルトアレグレ市の日伯援護協会(援協)の建物です。


↑一階天井付近の黒く太い線が水が上がった位置です。

一階は全て水に浸かり、日本からの移民の歴史に関する貴重な資料が全滅。
片付けがひと段落した今は、物置として使用しています(それしか道がない、、、)。
ただ、幸いなことに亡くなった方はなく、また国内外の日本企業や個人から
物資等々による多くの支援をいただき大変助かったとのことです。

※この水害を機に街中の便利な場所に移転するべく、新たに場所を購入しました。
 それについてはまたの機会にご紹介します。

それでも、この一年半でPOAは今まで以上にきれいに修復され
街中も何事もなかったかのような復興を遂げています。

正直、たった一年ほどで元の生活に戻れるほどの力がブラジル(の一部ですが)に
あるとは思っていませんでした。もっと言えば舐めていました。
すみません!ほんとごめんなさい!!

生まれ変わったPOAの様子は到着したのが真夜中の最終便かつ疲れもあり
とても写真に撮れる状態ではなかったので、帰国する際にしっかり撮って
こちらでご紹介しようと思います。
きっと日本の多くの方が持っているブラジルのイメージが変わると思います(#^^#)